ディズニーランドとディズニーシーはチケットの料金を値上げすることを発表しました。
ディズニーパスポートなど、チケットの値上げはいつからなのでしょうか。値上げの理由は?ディズニーチケットの新料金を掲載します。
ディズニーランドとディズニーシーのチケットの料金が値上げされることが発表されました。
値上げの時期ですが、2014年4月1日からということです。
ん・・・?
2014年4月1日って・・・
と思った人は多いと思います。
そうです、消費税増税が2014年4月からでしたよね。
ディズニーランドとディズニーシーも、消費税増税に伴って、チケット料金を値上げするんです。
ディズニーチケットの値上げの理由は消費税増税だったんですね。
消費税増税に伴っての値上げなので、その時期も消費税と同じ2014年4月から新料金となります。
ちなみに、消費税増税は、2014年4月に8%に。
そして、2015年10月に10%になる予定です。
ということは・・・
ディズニーのチケット料金も、2014年4月に値上げされて、2015年10月に再度値上げされるのでしょうか?
2015年10月の消費税増税に関しては、いまのところ「予定」ということですから何とも言えませんが、本当に10%に増税されるのなら、ディズニーチケットの値段も消費税に合わせて値上げされるでしょうね。
気になる、ディズニーチケットの新料金は、以下のとおりです。
1デーパスポートの料金を例に見てみましょう。
大人:6200円 → 6400円
中人:5300円 → 5500円
小人:4100円 → 4200円
となります。
※年齢区分
大人は、18歳以上
中人は、12歳から17歳
小人は、4歳から11歳
1デーパスポートが6400円かぁー
ちょっと高いよなぁー
そう思っている人は多いと思いますが、ディズニーリゾートの徹底したサービス内容と、そのクオリティーの高さを考えると、まあ、納得するしかないかな・・・
しかし、この「値上げ」という言葉がイメージ良くないと思うんですよね・・・
考えてみると、ディズニーランドやディズニーシーは、今回の値上げによって、自分たちの利益が増えるわけじゃないんですよね。
計算をしてみると、現在の大人1人の1デーパスポートは消費税(5%)込みで6200円です。
税抜きの定価を計算すると、約5905円です。
消費税額は、約295円ですね。
新料金では、大人1人の1デーパスポートは消費税(8%)込みで6400円です。
税抜きの定価金額に消費税分の8%を上乗せすると、約6375円になります。
ディズニーの料金設定として、キリの良い数字まで切り上げますから、新料金は6400円となるわけですが、その差額分は25円しかありません。
消費税増税に伴う便乗値上げだとするなら、なんと小さな金額を便乗したのか・・・
25円という端数が出てしまうと、チケット購入窓口は、今まで以上に混雑してしまうでしょう。
それを回避するために、チケット料金の端数は切り上げられているのは、正当な理由ですよね。
だから、今回の料金改正は値上げでなないんですよね・・・本当は。
それどころか、ディズニーリゾートとしては、料金表示の看板やチケットを販売する機会の設定。ホームページに記載されている料金表などの作成など、ものすごい費用をかけなければならないのですからね。
まったく迷惑な話だと思いますよ。
しかも、2014年4月と2015年10月の2回も、それをやらざるを得ないわけですから・・・
なので、これに関しては「値上げ」ではなく、「新消費税対応金額」とかって言い方をするのが本当ですよね。
おまけで、ディズニーランドがオープンした30年前(1983年)の料金をご紹介しましょう。
1デーパスポート
大人:3900円
中人:3600円
小人:2800円
という料金設定だったようですよ。
3900円かぁー、今より2900円も安かったんだね。
まあ、30年も前の値段設定だからねぇ・・・